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日本ユニバーサルデザイン(UD)研究会へ
日本ユニバーサルデザイン研究会
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 10年後に日本の人口の半分が50歳以上という時代がきます。地方では人口の高齢化により,地域社会の空洞化と縮小,高齢者による高齢者の介護,過疎化そして山林の荒廃が現れています。
こうしたことに対して,新たなコンセプトが求められています。身近な問題とそれに対する対策を,生活者側から見直す必要があります。幅広い人々を含めた高齢社会のあり方を,生活者の立場から提案し,具体化していくそんな思いから生まれたのが本研究会です。
 幹事メンバーは,研究者,医師,技術者,作業療法士,理学療法士,デザイナーなどです。基本コンセプト(基本哲学)の確立とその普及と持続性を優先します。
 高齢社会の課題は,社会保障,福祉介護,法律,雇用,教育,製品・環境・サービスと様々です。技術依存のハードな手法だけでは運用や効果は不十分で,満足のいく解決は期待できません。とくに貧困,虐待,自殺,事故,犯罪,ストレス,不安などの社会問題には,人間性を理解したソフトで,効率的なアプローチ法が必要と思われます。
 サービス,製品・環境づくりを,障害者,高齢者といった個別対応でなく,多くの人々を包含する理想的な物づくりのコンセプトの一つである「ユニバーサルデザイン」が日本に広まっています。文字通りならば,暖かい人間的なコンセプトのはずです。しかし,高齢社会で共に生活する人々の生活の質の向上が最優先されるのでなく,あいかわらず,産業界主導で生活環境の改変や製品開発が最優先されているのではないでしょうか。
 「ユニバーサル」とは,「普遍的な,世界共通の」と言う意味です。サービス,製品,環境の内容が,年齢を越えて、できるかぎり多くの人たちのニーズを,より深く満たすと言うことです。そのための必要条件は,以下となります。

  1. 生活者の自立を促し,生活の質の向上のためになっている。
  2. より多くの人たちが利益を共有できる社会づくりをめざしている。

 生活者を中心にした環境,製品,サービスづくりのためには,分野間の連携と統合,そして情報共有が必要です。更に,生活者による評価とその結果が,作り手側,行政側にフィードバックされる。それを分析し,理解して,新たな発想とデザインを提案し,継続的かつ発展的な改善サイクルを構築することが課題です。

解説
「ユニバーサルデザインとは バリアフリーデザインとの関係 ユニバーサルデザイン7原則と創造性のフリーズ ユニバーサルデザインの規格化と問題点

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